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生きものを守る棚田で素手での田植え!


2014年 第1回 食育・食農イベント

  • 開催日 平成26年5月3日
  • 会場 愛知県豊田市池島町

2014年5月3日(日)に、愛知県豊田市池島町の古民家前の田んぼにて、「平成26年度 第1回 食育・食農イベント 生きものを守る棚田で、素手での田植え!」を開催しました。

G.Wということもあって、この日は17名のお子さんを含めた総勢40以上ものお客様が参加され、とてもにぎやかなイベントになりました。(スタッフを入れると61名)
やっぱり子供が多いことは素晴らしいな!と感じました。


当会の田植えは1本1本手で植える昔ながらの方法。
大人も子供も、お米づくりの大変さ、大自然の恵みに感謝することができる絶好の機会です。

田んぼの中へ入るときは素足!
初めはヌルヌルした感覚に「うわっー」と驚きとまどうお子さんもいましたが、次第に慣れ、気づくと大人よりも早いスピードでどんどん前に進んでいくほど楽しんでいました。


この日は豊田のケーブルテレビ「ひまわりネットワーク」の取材もありましたが、カメラに気づいてるの?と思えるくらいみんな田植えに熱中していました(笑)

お昼ご飯は古民家のおくどさんで作る当会自慢のかまど炊きご飯と手前味噌で作った味噌汁、その他に旬の手作り野菜のてんぷら、ウドのきんぴらなど。
日ごろ味わえない自然で安心安全な料理を皆さん「おいしい!」と喜んで食べて下さいました。

午後はお楽しみ企画の代かき(しろかき)。
代かきとは田植えの前に、でこぼこの土を平らにする作業です。


今はほとんど機械で行われる作業ですが、当会では梯子(はしご)にロープをくくり、数人で引っ張る昔ながらの方法で行います。


子どもたちは梯子に乗るのが楽しかったみたいで、大人がヘトヘトになるまでリクエストが続きました(笑)

代かきの後は古民家に戻って、昔ながらの竹ぽっくりづくり。
竹は古民家の裏山からスタッフが竹林整備の一環で伐採したもの。


当会では竹など、自然のものに触れることで、自然の恵みと大切さを子どもたちに学んでもらうものづくり教室を行っています。
この日使った竹は、お昼ご飯でデザートの容器に使ったもの。
竹は工夫次第でいろんな用途になることも伝えています。


竹ぽっくりに初めて乗った子も多く、つまずきながらも一生懸命一歩でも多く前に歩けるよう頑張っていました。

イベントの最後にお客様から一言ずつ本日の感想を伺ったところ「スタッフの笑顔に癒された!」「子どもが本当に楽しそうだった!」「子どものために自分達も頑張りたい!」という嬉しい声をたくさんお聞きすることができました。
当会ではもっともっと多くの方に喜んでもらえるようこれからもより一層頑張っていきたいと考えています。

次回のイベントは7月27日(日)に予定している「棚田に生息する、生きものと野草観察」です。
田んぼ周辺のかえる、とんぼなどの生きものと蓬(よもぎ)などの野草を観察し、生きもの、大自然の循環を学びます。
また多くのお客様、お子さんが参加されることをスタッフ一同願っています。
ありがとうございます。

今回ご参加・御協力頂きました皆様 誠にありがとうございます。
次回イベントも、よろしくお願い致します。

(文責 棚橋光彦)